2019年の主なルール改正点

<概 説>

リトルリーグ国際本部は2019年から施行されるルール・規則の変更を、正式に発表しました。

その中で国際トーナメントに適用されるもっとも重要な二つの変更は、タイブレーク試合の新たな規則と、登録人数が11人以下のチームにおけるダグアウトもしくはフィールド内の大人の人数制限を設けたことです。

<ルール改正とその説明>

トーナメント規則:タイゲーム(同点試合)

6回終了時点(インターミディエット50/70、ジュニア、シニアリーグは7回終了時)で得点が同点の場合、以下のタイブレークゲームを行い、勝者のチームを決定する。

a) 7回(インターミディエット50/70、ジュニア、シニアリーグは8回)は通常通りに行う。

b) 8回表から(インターミディエット50/70、ジュニア、シニアリーグは9回から)タイブレークを開始し、その後は攻撃するチームは、その回に一番後に打順が回ってくる選手が2塁ランナーとなり、打撃を開始する。

:5番打者がその回先頭打者なら4番の打順の選手が2塁に配置される。ルール上適格なピンチランナーやスペシャルピンチランナーをランナーとして出場させることもできる。

トーナメント規則:ダグアウトにおける監督・コーチの人数

チームの人数が試合開始時12人以上の場合は、登録書上に記載されている(もしくは登録書上に記載がある代行者)最大3人の大人が試合中、監督・コーチとしての役割を果たすことができる。しかしながら、チームの人数が試合開始時11名以下だった場合は、最大2人の大人が試合開始時、監督・コーチとして指名されなければならない。この任命されたふたりの大人は、登録書に記載されていなければならない。もしくは登録書上に一時的に代行者として承認されていなければならない。

もし登録書上に3人目の大人の名前がある場合、試合中この人はダグアウトに入ることも、フィールド内にも入ることができない。

:監督もしくはコーチがダグアウトに残っていれば、ベースコーチは大人または選手でもよい。 4.05(b)参照。