2024年9月2日発出
公益財団法人 日本リトルリーグ野球協会
活動全般の留意事項
- 夏季(6-9月)の活動については政府、関係官庁(環境庁、厚生労働省、スポーツ庁)地域自治体などの行動指針を参考に選手の健康に指導者、関係者は留意する。
- 「熱中症警戒アラート」、及び「特別警戒アラート」発令時及び発令予報時は、特に指導者、関係者は細心の注意を払う
- 【上記2点アラート発令時、発令予報時は以下の措置】
- 練習、試合、活動が長時間連続しないようにし、運動強度も考慮した上、必ず1時間を目安にクーリングブレークを実施。また、気象状況、選手の状態によっては1時間を経過しなくても、随時クーリングブレークを実施
- クーリングブレークは極力、日差しを避ける施設、環境の下で実施する。5分以上は休息し、選手は水分補給および塩分補給を必ず行う。前腕部、掌部などに冷水をかけるなど、体内温度の低下などの暑熱対策を実施する。管理や状況把握を徹底するため実施は必ず一斉に行う
- 指導者、関係者は選手の状況を見逃さず、声がけするなど常に状況を観察。場合によっては当該選手を試合、練習に参加させない措置をとる
- 試合、練習時においても極力、複数の成人が状況を把握できるように実施する。また熱中症の症状が出た場合の対策は、救急搬送の可能性まで含め必ず準備しておく
- 大会、試合開催の場合は、3イニングもしくは1時間を目安にクーリングブレークを必ず実施。イニング数、時間に関しては状況を見ながら随時間隔を短縮する
- 指導者自身や、保護者、審判にも熱中症リスクがあるため、クーリングブレークは指導者、保護者、審判らも一斉に実施する
- 警戒アラートが発令されない時や、気温の低い場合でも熱中症のリスクはあるため、活動時には注意をすること
以下、資料を参考にする
- 日本スポーツ協会 熱中症を防ごう
https://www.japan-sports.or.jp/medicine/heatstroke/tabid523.html - 政府広報
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201206/2.html - 熱中症予防情報サイト
https://www.wbgt.env.go.jp/ - 熱中症環境保健マニュアル(環境省 2022 年改訂)
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_manual.php - 救急搬送状況、熱中症予防啓発コンテンツ(消防庁)
https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/post3.html#heatstroke04 - 学校教育活動における熱中症事故対策に関する情報(文部科学省)
https://anzenkyouiku.mext.go.jp/heatillness/ - 熱中症予防のための情報・資料サイト(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu taisaku/ - 熱中症に関連する気象情報(気象庁)
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/netsu.html
以上