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第66回リトルリーグ
世界選手権大会

(8月16日~26日 米ペンシルベニア州ウィリアムスポート)

≪大会の詳細は米国本部HP(下記をクリック)を参照して下さい≫
http://www.littleleague.org/series/2012divisions/llbb/series.htm

 日本代表・東京北砂(東京連盟)が、世界選手権決勝で米国代表テネシー州を12-2の5回コールドで下し、日本として2010年の江戸川南(東京連盟)以来2年ぶり8回目の世界一の座を獲得した。東京北砂は2001年以来2度目の世界制覇で久保洋一監督(72)は、「勝った直後、選手たちが握手や抱擁をしてきてくれたんです。言葉なんか要らない。 (初めて世界一になった)2001年の時よりも嬉しかった」と感激をかみしめていた。

第1戦(8月16日、ボランティア・スタジアム)
カリブ
0
0
0
0
0
0
東京北砂
3
3
0
0
1
X
(カ)コーイマン、ボエコウト、カロリナ-ハバ
(東)清宮、逢阪-入江
▽観衆=6,120人
▽試合時間=1時間57分

 [評]日本は2年ぶり8度目の世界一に好スタートを切った。
 日本は初回、一死から2番青山が放った右翼への三塁打を足がかりに、野選と適時打で3点を先制。続く二回も、1番逢阪の2点二塁打などで3点を追加し、試合の主導権を握った。
 投げてはエース右腕の清宮が最速125キロの速球と80キロ台のカーブで相手打線のタイミングを完全に狂わせることに成功。 清宮は7奪三振も「コントロールがまだまだ」と反省しきりだったが、3日後の次戦で投げる事を想定し、3回途中48球で降板した。
 日本はその後も選手層の厚さを見せつけた。2番手の逢阪も最速120キロの速球を中心に、3回1/3を2安打無失点7三振と好投し、試合後の会見では「ちょっと緊張したが、結果的にいい投球が出来たので良かった」と振り返った。

第2戦(8月19日、ラマディ・スタジアム)
台 湾
0
0
0
0
0
0
0
0
0
東京北砂
0
0
0
0
0
0
0
0
2x
(台)チェン、リー、リン、フー-チェン
(東)石田、逢阪-入江
▽本塁打=茂手木
▽観衆=16,250人
▽試合時間=3時間11分

 [評]1万6000人以上の観衆が固唾を呑んだ投手戦だった。両チームとも少ないチャンスで得点圏に走者を進めるものの、 あと1本が出ず0-0のまま延長へ。日本は7回と8回、一死から一打サヨナラのチャンスを迎えたが、台湾の徹底した外角攻め、そして追い込まれてからの変化球にタイミングが合わず、いずれも連続三振。台湾応援団の声援が益々大きくなっていった。
 だが9回、日本は一死二塁から9番・茂手木が高めのストレートを強振すると、打球は大歓声の中、中堅左のフェンスを鮮やかに越えていった。
 一塁ベースを全速力で回ったところで本塁打を知った茂手木は何度も右手を突き上げ、あっという間にチームメイトが待ち受ける本塁へ。劇的なサヨナラ勝ちを収めた殊勲のサヨナラ2ランを放ったヒーローは「最初は入るとは思わなかった」というが、「打ったのは高めのストレート。凄く嬉しい」と試合後の会見で興奮気味に振り返った。

第3戦(8月22日、ラマディ・スタジアム)
パナマ 
0
0
0
0
1
0
東京北砂
3
0
0
0
1
X
(パ)ゴッフ、ゴンザレス-ビクトリア
(東)長田、逢阪―入江
▽本塁打=清宮、大嶋
▽観衆=13,500人
▽試合時間=1時間35分

 [評]日本の主砲で大会屈指のスラッガー、清宮がリトルの"聖地"で特大の一発を放ち、本場のファンの度肝を抜いた。
 初回、一死二塁。この日も3番に座った1㍍83、93㌔の清宮は内角高めのストレートを強振すると、打球は高い金属音を残し、右翼後方芝生席の上段に突き刺さった。1万3500人の観衆を集めた球場はどよめき、そして大歓声が起こった。
 全米にテレビ中継を行っているスポーツ専門局ESPNによると、推定飛距離は285フィート(約87㍍)。打った清宮は「打った瞬間に入ったと思ったので、ゆっくり一周しました。(リトル通算本塁打数は)120本ちょっと」と余裕の表情で振り返った。
 主将で5番の大嶋もその後、大会初安打となる本塁打を右翼へ放つなどで3年連続で国際の部決勝進出を決めた。

国際の部決勝(8月25日、ラマディ・スタジアム)
東京北砂
2
2
1
2
3
0
10
パナマ
1
1
0
0
0
0
(東)石田、大嶋、逢阪、茂手木-入江
(パ)ゴンザレス、クルス、フラビオ、フェルナンデス-クリスプ、ビクトリア
▽本塁打=清宮2、青山、平野、逢阪
▽観衆=19,850人
▽試合時間=2時間15分


 [評]日本は初回、清宮が内角低めのストレートを右翼芝生席上段に軽々と運ぶ2号ソロを放って先制すると、この日4番に座った青山も右翼へソロ本塁打を放ち、ゲームの主導権を握った。
 パナマも日本の先発・石田の立ち上がりを攻め、2回までに4安打で2点を挙げたものの3回以降は沈黙。一方、日本は3回に平野がソロ、4回に主砲・清宮がこの日2本目のソロを中堅左へ放つと、5回には逢阪が中堅左へ3ランを放って試合の流れを決定づけた。
 第2打席では敬遠で歩かされた清宮だが、本塁打については「2本ともストレート。1本目は感触が良かったし、この前の(94㍍弾)よりも飛んでいると思います」と振り返った。

世界一決定戦(8月26日、ラマディ・スタジアム)
テネシー州
0
0
0
1
1
東京北砂
2
1
2
5
2
12
(5回コールド)
(テ)スミス、オズボーン、ライル-カーター
(東)清宮、逢阪-入江
▽本塁打=逢阪3、石田、平野(東)、マイヤーズ、バトラー(米)
▽観衆=24,193人
▽試合時間=1時間54分


 [評]10-2、8点リードで迎えた5回裏、日本は無死一塁から、それまで2打席連続で本塁打を放っていた1番逢阪が中堅フェンスを越える2ランを放ち、ゲームセット。逢阪は歓喜のナインに迎えられ、ようやく『コールド勝ちによる世界一』を認識した。
 東京北砂は、世界の舞台でも最後の最後に、『らしさ』を発揮。逢阪の3打席連続弾を始め、平野の2試合連続弾、石田の1号2ランでたたみかけ、テネシーを圧倒した。
 特大本塁打の期待がかかった3番清宮は先発投手として4回1安打1失点と試合を作り、大会2勝をマーク。本塁打こそなかったが、3打数2安打1打点と主軸としての役割を果たした。

◆大会組別成績◆

米国組
国際組
インディアナ州
(グレートレイクス)
1勝2敗 東京北砂
(日本)
5勝
オレゴン州
(北西部)
3敗 カリブ 2勝2敗
ニュージャージー州
(中大西洋)
1勝2敗 ドイツ
(欧州)
3敗
テキサス州
(南西部)
2勝2敗 台湾
(アジア太平洋)
1勝2敗
カリフォルニア州
(北西部)
5勝2敗 メキシコ 3勝2敗
コネチカット州
(ニューイングランド)
2勝2敗 カナダ 1勝2敗
ネブラスカ州
(中西部)
1勝2敗 パナマ
(南米)
3勝3敗
テネシー州
(南東部)
4勝1敗 ウガンダ
(中東アフリカ)
1勝2敗

◆大会日程別成績◆

8月
試合番
対 戦 カ ー ド
16日
1
東京北砂
7-0
カリブ
2
カリフォルニア州
6-4
コネチカット州
3
ドイツ
1-14
台湾
4
ネブラスカ州
1-12
テネシー州
17日
5
メキシコ
9-13
カナダ
6
ニュージャージー州
2-5
テキサス州
7
パナマ
9-3
ウガンダ
8
インディアナ州
4-0
オレゴン州
18日
9
カリブ
14-2
ドイツ
10
コネチカット州
12-0
ネブラスカ州
11
メキシコ
12-0
ウガンダ
12
ニュージャージー州
10-4
オレゴン州
19日
13
カナダ
3-8
パナマ
14
カリフォルニア州
6-9
テネシー州
15
テキサス州
13-3
インディアナ州
16
東京北砂
2-0
台湾
20日
ドイツ
1-17
ネブラスカ州
17
カリブ
4-3
カナダ
18
ニュージャージー州
4-5
カリフォルニア州
19
メキシコ
4-3
台湾
20
コネチカット州
4-0
インディアナ州
21日
ウガンダ
3-2
オレゴン州
21
カリブ
2-6
メキシコ
22
カリフォルニア州
5-0
コネチカット州
22日
23
パナマ
1-4
東京北砂
24
テネシー州
4-3
テキサス州
23日
25
メキシコ
1-2
パナマ
26
カリフォルニア州
11-1
テキサス州
24日
休息日
25日
27
  国際組決勝     ○東京北砂  10-2  ●パナマ
28
  米国組決勝    ○テネシー州 24-16 ●カリフォルニア州
26日
29
  3位決定戦     ●パナマ  4-12  ○カリフォルニア州
30
  世界一決定戦   ○東京北砂 12-2  ●テネシー州

◆日本代表・東京北砂リーグ◆

  守 備 氏 名 身長 体重 投打 学校名
投 手 清宮幸太郎 178 80 右左 早 実 中
捕手 入江 達也 158 55 右右 深 川三中
一塁手 石田 優太 168 56 右右 松 江五中
二塁手 茂手木 創 158 48 右右 葛 西二中
三塁手 青山  悟 158 55 右右 駒 形 中
遊撃手 逢阪 倫充 160 49 右右 有 明 中
左翼手 加賀見奎輔 165 60 右右 麹 町 中
中堅手 大嶋  駿 160 50 右右 深 川四中
右翼手 長田 龍二 170 55 左左 上 野 中
10 右翼手 平野凛太郎 155 45 右右 第三砂町中
11 左翼手 高橋 男児 155 58 右右 葛 西二中
12 捕手 日高 翔太 153 42 右左 日 出 中
13 一塁手 宮下 拓士 160 60 左左 麹 町 中
14 中堅手 石塚 有貴 158 40 右左 第三亀戸中