よくある質問と答え

1939年、米国で誕生した少年少女を対象とした「硬式野球」のリーグです。 日本では少年野球全体を称してリトルリーグと言う人がいますが、リトルリーグ は米国連邦政府に登録された商標ですので、毎年、日本のリトルリーグは、米国の国際本部に登録して認可を取得せねばなりません。ロゴマークや「リトルリーグ」「リトルリーガー」などの名称も商標登録されており、リトルリーグ以外の第三者が使用することは規則で禁じられています。国際本部は日本国内でもロゴマーク、名称に関しての商標登録を行っています。

1964年、米国連邦政府が認可した不特定多数の人の利益を目指し社会貢献活動をする公益法人です。他にボーイスカウト、JRCなどがあります。

住んでいる地域にリトルリーグがあれば、入団を申し込めば大丈夫です。リトルリーグは地域社会との繋がりを重んじて運営管理されていますので、特別の理由がない限り、自分が住んでいる地域のリーグにしか入団できません。しかしながら、2025年度より「初めてリトルリーグ活動を行うリトル年齢４歳から７歳の選手」は任意のリーグに入団することができます。そのきょうだいも、同じリーグ（注:チームではありません）に所属することができますし、同じ所属しなければなりません。詳しくはHP「規則Ⅱの変更について」を参照するか、当該リーグが所属する連盟にお問い合わせください。
＊注：年齢はすべてリトル年齢。リトルリーグ年齢表を参照下さい。各リーグへの連絡は全国の連盟のページでチェックしてください。

米国では4歳～18歳までの少年少女が入団可能です。一方、日本ではグラウンドや、指導者の人数などの関係で、野球ではティーボールが4～8歳位、マイナー部門が 7～11歳、メジャー部門が9～12歳を中心に活動しています。他にインターミディエット部門（11～13歳）、ジュニア部門（12～14歳）があります。またさらにシニア部門13～16歳もありますが、現時点では国内で具体的な活動はしていません。ソフトボールはまず、公益財団法人日本ソフトボール協会傘下の都道府県のソフトボール協会に登録が必要です。ソフトボールは2025年度より東北、関東、東海、近畿にリーグがあります。
＊注：年齢はすべてリトル年齢。リトルリーグ年齢表を参照下さい。

女子も入団可能です。1974年国際本部が認め、当時のフォード大統領が法案に署名しています。過去、米国での世界大会に日本代表として出場した鹿島リーグ（当時・現茨城リーグ）の女子選手が大活躍しました。

入団可能です。軟式野球から数多くの選手が入団して活躍しています。硬式ボールは軟式野球（小学生対象の児童用）のボールより直径で約5ミリ、重さは17グラム程度重くなりますが、直ぐに慣れるでしょう。ボールが硬い分、当たれば痛い。しかし、監督やコーチが日頃の練習に目を配り、肩や肘に負担の無い指導で怪我や故障を予防しています。

基本的に可能です。日本での普及はこれからですが、リトルリーグには健常者と同じリーグの中に身体または知的な部分でハンデキャップのある4～18歳までの少年少女を対象としたチャレンジャー部門があります。日本では2009年に初めてのチャレンジャー部門（千葉リーグ・千葉市チャレンジャー）が誕生し、2025年には２つ目のチーム（城北リーグ・東京中野）が発足しました。米国では約30、000人の障がいのある選手達が、約900リーグで野球を楽しんでします。

ルールは殆ど軟式野球と変わりませんが、リトルリーグは選手の発育に見合ったルールに重点をおいて運営管理されていますので、大きな相違点として、6イニング制（学童野球は7イニング）、塁間やグラウンドの広さ、投手の一日の投球数制限、登板した後で再び投手を務めることができるまでの間隔日数規定等が決められています。競技ルールでは離塁（塁を離れる）の制限があります、この点はソフトボールに似ています。 ＊注：ルールに関しては、別項のルールを参照下さい。

いいえ。プロ野球や高校野球で使っているボールと同じ大きさ、重さです。

肩やひじの故障は重いボールを投げるせいではなく、投げ過ぎによるものが多いといわれています。現に、軽いボールを使う少年（学童）野球でも投げ過ぎで肩やひじを壊す選手もいますし、小学生のソフトボール選手は硬式ボール（145g程度）より更に重い ソフトボール（163ｇ）を使用しますが、そのせいで故障が多いとは聞きません。

可能です。リトルリーグは地区のリーグ（複数のチームが含まれます）単位で、国際本部の認可を受けることになります。近隣のリトルリーグとバンダリー（地域割り）の調整が必要に可能性があるため、お住まいの地域の連盟事務局にご相談ください。また、チームとして参加する場合は、所定のバンダリーのリトルリーグ、及び管轄の連盟に所属することになります。

可能です。但し、スポンサー企業の業種が制限されていますので詳しくはご相談ください。 スポンサー企業名は帽子、ユニフォーム、外野フェンス等に表記できます。

是非、お願い致します。リトルリーグは公益財団法人ですので、税制面で課税控除の特典があります。是非とも協会にご相談ください。

投球数と休息の日数によっては、同じ投手が連続する試合で投手を務めることができます。しかしながら、規定や規則で定められた投球制限数に達した投手は”休息日”をとらなければなりません。”休息日”は投手としての出場だけを指します。”休息日”においては他のポジションで出場することは可能です。

いいえ、できせん。選手は1日に複数の試合で投手を務めることはできません。

例え、どのような状況であろうと、規定で定められた投球数に達した投手は降板させなければなりません。投手の肩肘を保護することが、どんな試合より重要です。

この規定はリトルリーグの全ての野球部門に適用されます。ソフトボールでは規定されていません。

いいえ、ありません。監督は自由に（何人でも）12歳の投手を使えます。

いいえ、できません。規定ではマイナー部門では12歳選手が投手を務めることを禁止しています。マイナー部門は、年齢や能力においてメジャー部門に所属することができない選手のための教育部門であると考えなければなりません。各リーグは全ての12歳選手をメジャー部門に所属できるようにすることを目標とすべきです。 ＊注：各リトルリーグには、メジャー部門は1つだけ（部門数の制限であって、 そのチーム数ではありません）に制限されますが、マイナー部門についてはレベル分けした複数のカテゴリーを持つことができます。レベル分けとは、選手が投手を務める部門、コーチが投手を務めるカテゴリー、ピッチング・マシンを使用するカテゴリー等があります。

いいえ、含みません。8球以内の準備投球が許されています。ただし1分間を超えてはいけません。

はい、できます。投手が1日で投球できるイニング数の制限はありません。制限は投球数についてだけです。

医学の権威と専門家は、投球のためにウオームアップし、その後、投球を行った選手が、そのあとに捕手を務めるべきではないと言っています。捕手に代わると十分な”クールダウン”がとれません。また捕手を同日に規程のイニング以上を務めた場合は、登板することはできません。