JA共済杯第6回インターミディエット全日本リトルリーグ野球選手権大会

(2018年5月12日~13日、茨城・常陸太田市山吹運動公園野球場他)

主催
公益財団法人日本リトルリーグ野球協会
主管
リトルリーグ東関東連盟
後援
三井物産、産経新聞、サンケイスポーツフジテレビジョン、埼玉県、同県教育委員会、常陸太田市、同市教育委員会
特別協賛
JA共済
協賛
すかいらーく
特別協力
パナソニック、ヤマハ発動機
協力
ミズノ(株)、ぺんてる(株)、日本航空(株)、日新航空サービス(株)共同写真企画

4連盟から6代表が参加。泉佐野(関西連盟)が決勝で多摩連合(東京連盟)を破り、4年ぶり3回目の優勝を果たした。 泉佐野は日本代表としてアジア太平洋選手権大会(6月30日から韓国 華城市)に出場する。

快音とともに打球が右翼に伸びていった。多摩連合との決勝戦。2-2の二回二死二塁、泉佐野・小原昴大が勝ち越し2ランをたたき込み、ド派手なガッツポースでダイヤモンドを1周した。

「強い打球を打とうと思って打席に入った。1年ぶりのホームランでうれしかったです」

このアーチで勢いづいた打線は、13得点の圧勝劇でチャンピオントロフィーを手にした。昨年は予選敗退で決勝に進めなかった。浅田大基監督は「悔しい思いをしたので、ホッとしました」と優勝に顔をほころばせた。

昨年は、勝つために試合前のミーティングなどを行ったが、今年はそれをなくして「自由ほん放にのびのびやらせました」という。その成果が積極果敢な攻撃力につながった。

また、捕手出身の指揮官は、MVPとして三井颯大捕手を挙げた。予選2試合で完封、決勝は2失点。三井の好リードが投手陣を支えたのだ。

六回にダメ押し中越え本塁打を放った竹井希宙主将は「中学で初めての本塁打。ここに来て、監督から『決勝戦はお前で』と言われたので、気持ちで負けないように投げました」という。

優勝翌日の5月14日は淺田監督の37歳の誕生日。選手達からの何よりのプレゼントだ。次の舞台は韓国。第1回世界王者の泉佐野が再び王座獲得を目指す。

IM全日本大会成績績

予選リーグ

Aブロック

九十九里(東関東3) 0 0 0 0 5 3 0
多摩連合(東京) 2 2 2 3 1 3 X 13
(九)木原、山田-鈴木
(多)大野、浜田-長井
常陸太田(東関東1) 2 5 10 5 22
九十九里 4 0 0 0
(常)木村-山本
(九)若山、藤井、中嶋、子安大-鈴木
常陸太田 2 0 0 0 0 1 0
多摩連合 1 0 1 0 2 0 X
(常)駒柵-山本
(多)野村、須藤-長井

Bブロック

松戸柏(東関東2) 0 0 0 0 0 0 0
泉佐野(関西) 1 0 6 0 1 1 X
(松)鈴木、蜂谷-森
(泉)小原、河野、石田-三井
松戸柏 0 0 0 2 0 0 0
深谷市(北関東) 0 0 1 6 0 0 X
(松)松下、吉田-森
(深)關口-長島
▽本塁打=長島(深)
深谷市 0 0 0 0 0 0 0
泉佐野 2 2 0 2 0 3 X
(深)飯島、打越-長島
(泉)森、竹井-三井

決勝トーナメント

準決勝

大和高田 0 0 0 1 2 0 0 3
松本連合 2 1 2 1 1 0 X 7
(大)上田、神谷-米谷
(松)忠地拓、丸山-中沢
稲城 1 0 0 0 0 1 3 5
仙台東・仙台広瀬連合 3 0 0 0 0 0 0 3
(稲)川又-奈良
(仙)亀谷、小林-藤澤、八角
▽本塁打=佐藤(仙)

決勝

泉佐野 1 3 5 0 0 1 3 13
多摩連合 2 0 0 0 0 0 0
(泉)竹井、宮本-三井
(多)煙山、清水、泉田-長井
▽本塁打=小原、竹井(泉)

<先発選手>
[泉佐野]⑧小原④鶴田②三井①竹井
③犬塚⑦石田⑨大部⑤河野⑥森
[多摩連合]⑥須藤①煙山⑧大野⑤野村
③清水④浜田⑨泉田②長井⑦栗山
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