2019年アジア太平洋中東選手権大会

(6月22日~28日、韓国・華城市)

日本代表(松本連合リーグ)は決勝で韓国と対戦したが、12-0で五回コールド負けした。日本はノーヒットノーランだった。これで、日本は6年連続決勝で韓国に敗退。韓国は世界大会(7月28日から米国カリフォルニア州)に出場する。

日本の全成績

グループB

第1戦(22日)

日本 7-0 パキスタン
 (日本の不戦勝)

第2戦(23日)

日本 1 4 1 1 0 2 2 11
フィリピン 0 0 0 0 0 3 0 3

(日)野本、忠地頼、宮下、遠藤-
中沢、丸山、中沢
[評]二回に5安打を集中させて4点を奪ったが、 相手の変則的な投球への対応に苦しみ、いつもの 打撃が発揮できなかった。五回までノーヒットノ ーランのペースで進んだが、六回に下位打線の3 連続バントでかきまわされ3点を失った。

第3戦(25日) 

サイパン 0 0 3 0 0
日本 5 3 4 6x 18

(日)漆戸、志水、金子、忠地拓、北澤-中沢
[評]初回に2番・忠地頼のタイムリー2塁打 で先制し、四球、失策などと2安打を絡めて一 挙5得点。その後も毎回得点でコールド勝ちした。

トーナメント準決勝 

日本 0 1 1 0 0 0 0 2
香港 0 0 0 0 0 0 0 0

(日)金子、漆戸、野本、忠地頼-中沢
[評]日本は5安打だったが、効率的に 点を入れた。二回に一塁への悪送球から 三進し、左翼犠打で1点。三回は二死から 3連打で追加点を挙げた。
四回に無死1,2塁のピンチを迎えたが 相手の走塁ミスやスクイズの失敗で併殺など で切り抜け、完封勝利した。

決勝 

韓国 1 4 1 4 2 12
日本 0 0 0 0 0 0

(韓)H・パク、ベク、カク-S・リ
(日)野本、忠地頼、漆戸-金子、中沢
[評]エースの野本を先発させた日本は二回 に連打と3失策などで4点を失い、四回 には左翼前安打を後逸して本塁打となっ て2点、さらに左中間越えの2ランホーマ ーを許してしまった。
韓国の先発、H・パクは176㌢の長身 から投げ下ろす速球は力強く、続く2投 手にも日本は歯が立たず、結局、無安打 無得点でゲームセットとなってしまった。