インターミディエット大会


JA共済杯第4回インターミディエット
全日本リトルリーグ野球選手権大会

(5月21日、22日、埼玉・上尾市民球場他)


主  催 公益財団法人 日本リトルリーグ野球協会
主  管 リトルリーグ東海連盟
後  援 三井物産、産経新聞、サンケイスポーツ、フジテレビジョン
埼玉県 同県教育委員会 上尾市 同市教育委員会
協  力 ミズノ(株)、ぺんてる(株)、日本航空(株)、日新航空サー ビス (株)共同写真企画、フォトクリエイト、産経メディックス

初優勝の貝塚リーグ金メダルを受ける貝塚選手


 5連盟6代代表が参加して行われ、予選リーグ1位同士の決勝戦で貝塚 (関西連盟)が九十九里(東関東連盟)を5回コールドで下し、初優勝を飾った。貝塚は日本代表としてアジア太平洋選手権(7月10日から比国)に出場する。


 現実的には初回の攻防で勝負はついていたかもしれない。先攻の九十九里は打者3人であっさり終わり、貝塚は4番の大砲・吉崎の中越え3ランなど4長短打で一気にたたみかけ打者一巡で計5点を奪っていた。

 ただし、誰もが驚き、目を見張った圧巻のシーンは続く2回表だった。この回、九十九里が無死満塁の絶好の反撃機を迎えたのだ。

 このチャンスに打席に立った7番・川嶋の打球は痛烈なライナーとなって2塁手・今井の右方向に飛んだ。抜けていれば2点タイムリー確実。ところが…。

 この打球を今井はがっちり捕え、そのまま2塁を踏んですかさず1塁へ送球。なんと三重殺。文字通りの“瞬殺”で貝塚のピンチは一瞬で消え去っていた。

 「トリプルプレーなんて初めて見ました」監督歴通算18年の山本雅宏監督(53)がびっくりすれば、ファイン・プレーの今井も「もちろん自分でも初めて。守備にはあんまり自信がなかったけど、うまくはまってくれました」としてやったりの表情だ。

 本業が大阪市此花消防署の消防隊長という山本監督は、昨年の大会では貝塚は決勝で宮城利府に敗れている。その時、リーグ会長から「来年は絶対(優勝してアジア太平洋大会に)行け!」と“至上命令”を受けたという。

 そして満を持しての再挑戦で貝塚は大会3試合で2試合がコールド勝ち。合計35得点で本塁打も6本。圧勝だった。

 アジア太平洋選手権では第1回大会で泉佐野(関西連盟)が優勝し、世界一にまでなっている。目下は韓国に敗退して2年連続準優勝。「投手陣をもう一度整備して挑みます」と山本監督はアジア王座奪回に照準を切り替えていた。



大会成績

◆予選リーグ

<A組>

所沢(北関東①)
0
0
0
0
0
0
0
貝塚(関西)
0
0
0
3
4
2
X
(所)渡邊、齋藤-花岡
(貝)松下、原-庄司
▽本塁打=吉崎、奥井、戸田(貝)

昭島(東京)
3
2
3
1
1
3
13
所沢
0
0
3
0
0
0

貝 塚
5
5
2
0
4
16
昭 島
0
0
2
0
0
(貝)谷口-庄司
(昭)芳賀、尾崎、樋口-榎本
▽本塁打=庄司(貝)

<B組>

宮城利府・塩竈(東北)
1
0
0
1
2
0
0
九十九里(東関東)
5
2
0
0
0
0
X
(宮)茂木、庄司、新田-坂下、渡邊
(九)杉山、新井-足立

宮城利府・塩竈
7
5
2
4
10
28
上尾西(北関東②)
0
0
1
1
1
(宮)佐藤、仁田-渡邉
(上)新井大、北住-川田
▽本塁打=及川(宮)

九十九里
0
1
0
1
0
0
0
上尾西
0
0
0
0
0
0
0
(九)斎藤-足立
(上)中川、田中-川田

※カッコ内数字は代表順


◆決勝

九十九里
0
0
0
0
0
貝 塚
5
4
0
1
X
10
(九)川嶋、鈴木-足立
(貝)池中-庄司
▽本塁打=吉崎、服部(貝)
[九十九里]⑨齋藤⑧高野④石井⑤新井 ⑥杉山③鈴木①川嶋⑦長谷川②足立
[貝塚]⑦原④今井⑧戸田③吉崎⑨奥井 ①池中⑤吉川⑥松浦②庄司