第1回世界選手権大会


(7月30日~8月5日、米国カリフォルニア州リバーモア)

日本代表、泉佐野(関西連盟)が、圧倒的な強さで世界一の座についた。国際組4チーム、米国組10チームが参加 した第1回大会で、日本は初戦から国際組の決勝・プエルトリコ戦までコールド勝ち。そしてワールドシリーズの 米国組王者、ペンシルベニア州との決戦でも攻守の歯車は噛み合い、2ケタ得点で圧勝し見事世界制覇を達成し 、初代チャンピオンとなった。出塁すれば盗塁、得点圏に走者を置いて後続が好打で迎え入れる。 機動力と打撃力、投手陣の好投と守備力で、日本は相手に付け入るスキを与えなかった。




【日本の全試合】

▼第1戦(7月30日)
日本
11
2
2
3
1
19
カナダ
0
0
0
0
1
(日)島邊、湯川-小坂
▽本塁打=村野

【評】日本は地力の違いを見せつけた。一回、先頭の金谷が四球で出塁し、宇佐美・内野安打、 平松・四球の満塁に村野が右中間へホームラン。この後も連打が続き、この回、 打者15人を送って11点。勝負を決めた。

▼第2戦(8月1日)
日本
1
0
1
0
7
1
10
プエルトリコ
0
0
0
0
0
0
(日)田中良、村野-小坂

【評】日本は一回、死球と相手エラーで1点を先取。三回は平松、村野の連打で一、三塁とし、ここでダブルス チールを決めて1点を入れた。そして五回、金谷の左中間二塁打を皮切りに、8本のヒットを集めて7点、勝負を決めた。 先発・田中良は要所を締め、五回から登板した村野も好投、リレーで完封した。

▼第3戦・国際組決勝(4日)
日本
0
0
0
8
0
4
12
プエルトリコ
0
0
0
0
1
1
(日)田中良-小坂

【評】日本は、三回までわずか3安打だったが、四回一死後、平松が四球で出塁すると、村野は右前打で一、二塁。ここで白川が右翼線を破る三塁打。さらに敵失を絡めヒットでつなぎ、この回、2打席目の平松が2点二塁打を放つなど、結局、打者11人の猛攻で、8点を入れた。
国際組では、日本の攻守のレベル、集中力は一段上で、3試合コールド勝ちで余裕の優勝となった。

▼ワールドシリーズ決勝(5日)
日本
0
0
1
7
0
1
1
10
ペンシルベニア州
0
0
0
0
0
0
1
(日)島邊-小坂

【評】日本の集中力は凄い。三回、敵失の島邊はすかさず二盗。二死後、宇佐美の中前打で先制すると四回は、 田中天のヒットを足掛かりに連打が続き、一気に7点を奪い試合を決めた。
守っても二回、島邊はヒットとエラーで無死二、三塁のピンチに立たされたが、2三振と投ゴロで危機を回避。 七回、1点を失い完封こそ逃したが、優勝投手の名誉を手に入れた。

◆日本・北谷 敏寿監督「このチームは世界一強運を持ち、私は世界一ラッキーボーイです。決勝戦はタフな試合になると思っていた。でも、選手達は集中していたし、それがきちんとできたのが、この結果だと思います。島邊もコーナーをついて打たせて取る投球で持ち味を出しました。この地、リバーモアに感謝したい。地元の日本人の方が支えてくれました。 一生忘れられない思い出となりました。来年チームを再編して、もう一度この大会に戻ってきたいです」

◆同・小坂 泰斗主将「世界一になれて嬉しいの、一言です。監督、コーチをはじめ、みんなが一つになって優勝できました。外国チームはパワーがありました。個人的にはあまり打てなかったのが悔しいですが、地元の人の応援が嬉しかったです」

◆インターミディエット世界選手権各組最終結果◆

米国組
国際組
ペンシルベニア州 日本(泉佐野)
テキサス州 プエルトリコ
カリフォルニア州 エクアドル
ミシガン州 カナダ
アリゾナ州
ノースカロライナ州

◆大会成績◆

8月
- - -
スコア
- -
7月
30日
エクアドル
3-7
プエルトリコ
テキサス州
6-4
ペンシルベニア州
日本
19-1
カナダ
カリフォルニア州
12-0
ミシガン州
31日
テキサス州
12-1
ノースカロライナ州
カリフォルニア州
6-3
アリゾナ州
8月
1日
エクアドル
5-4
カナダ
ペンシルベニア州
7-3
アリゾナ州
ミシガン州
5-4
ノースカロライナ州
日本
10-0
プエルトリコ
2日
ノースカロライナ州
10-7
カナダ
ミシガン州
3-4
ペンシルベニア州
カリフォルニア州
5-6
テキサス州
3日
チャレンジャーズ・エキシビジョン
プエルトリコ
7-6
エクアドル
カリフォルニア州
1-3
ペンシルベニア州
4日
アリゾナ州
4-3
エクアドル
国際組決勝
日本
12-2
プエルトリコ
米国組決勝
テキサス州
4-5
ペンシルベニア州
5日
ワールドシリーズ決勝
日本
10-1
ペンシルベニア州
※は親善試合